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ミニ四駆

【ミニ四駆】ARシャーシを速くする方法5選【1.31秒も短縮】

ARシャーシを速くする方法

こんな人におすすめ

  • ARシャーシを速くする方法を知りたい
  • ARシャーシが遅くて困っている

ARシャーシは、比較的新しいシャーシにも関わらずあまり速くならないと言われている。
実際に大会で勝っているシャーシを見てみるとARシャーシは少ない。

だが、ARシャーシには爆走兄弟レッツ&ゴーのフルカウルミニ四駆が多くラインナップされており、ARシャーシを使いたい人も多いはず。

そこで、今回はARシャーシを速くする方法を5つ紹介する。

誰でも実践できるように、切ったり、削ったりする難しい改造は省いている。
そのため、レース本番直前でも対策可能。

ぜひARシャーシでレースに勝って欲しい。

ARシャーシが遅い理由は別記事を参照。

遅い理由
ARシャーシが遅い3つの原因
【ミニ四駆】ARシャーシが遅い3つの原因【トルク抜けも】

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【ARシャーシを速くする方法1】スパーギヤとクラウンギヤの間にスペーサーを入れる

ARシャーシを速くする方法1アルミスペーサーを入れる

ARシャーシを速くする方法一つ目は、リアのクラウンギヤとスパーギヤの間に1.5mmアルミスペーサーを挟むこと。

ARシャーシの遅い原因の一つにスパーギヤとプロベラシャフトの干渉がある。
その対策として、1.5mmスペーサーを挟むことで、スパーギヤの位置を調整。
スパーギヤがプロペラシャフトに干渉するのを防ぐことができる。

実際に速くなるのかスピードチェッカー使って、300mタイムアタックのタイムを比較してみる。
3つのモーター(ノーマルモーター、アトミックチューンモーター、ハイバーダッシュモーター)でタイムを計測した。

1.5mmスペーサーの有無による300mタイムアタックの結果は以下の通り。

ノーマル
モーター
アトミックチューン
モーター
ハイパーダッシュ
モーター
1.5mmスペーサーなし 62.90秒 51.34秒 39.03秒
1.5mmスペーサーあり 61.93秒 51.18秒 39.00秒
タイム差 -0.97秒 -0.16秒 -0.03秒

どのモーターを使っても、1.5mmスペーサーを挟むことでタイムが短縮されていることがわかる。

ノーマルモーターにおけるタイム差が一番大きく、ハイパーダッシュモーターのタイム差が一番小さかった。

この結果から、1.5mmスペーサーを挟むことでタイムが悪くなることはないと言える。
そのため、ARシャーシを速くしたいなら1.5mmスペーサーを挟んでおいて損はない

ただし、スペーサーとギヤとの間に必ずグリスを塗ること。
グリスを塗らずに、単にスペーサーを入れるだけだと抵抗が大きくなってしまい速度が落ちてしまう。

タミヤ ミニ四駆 No.15473 アルミスペーサーセット(12/6.7/6/3/1.5mm)

【ARシャーシを速くする方法2】電池カバーにブレーキスポンジを貼る

ARシャーシを速くする方法2モーターカバーにブレーキスポンジを貼る

ARシャーシを速くする方法二つ目は、モーターカバーに3mmブレーキスポンジを貼ること。

ARシャーシはモーターについているピニオンギヤとプロペラシャフトとの距離が近い。
そのため、モーターがぶれるとピニオンギヤとプロベラシャフトが接触し、速度低下に繋がってしまう。

そこで、モーターカバーに3mmブレーキスポンジ(ブルー)を取り付け、モーターのブレを抑える。

モーターカバーに3mmブレーキスポンジ貼った際の300mタイムアタックの結果は以下の通り。

ノーマル
モーター
アトミックチューン
モーター
ハイパーダッシュ
モーター
ブレーキスポンジなし 61.34秒 50.31秒 37.25秒
ブレーキスポンジあり 61.28秒 50.18秒 37.09秒
タイム差 -0.06秒 -0.13秒 -0.16秒

3mmブレーキスポンジを取り付けることで、タイムが縮まっていることがわかる。

一番タイム差が大きかったのはハイパーダッシュモーター。
高回転のモーターは振動が激しく、モーターのブレも大きい。
そのため、モーターのブレを抑える効果が一番高かったと考えられる。

ブレーキスポンジにはいくつか種類があるが、モーターのブレを抑えるためなので一番硬いブルーが良いだろう。

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【ARシャーシを速くする方法3】軸受けをHG丸穴ボールベアリングに交換する

ARシャーシを速くする方三つ目は、軸受けをHG丸穴ボールベアリングに交換すること。

軸受けとはホイールとシャーシの間につける丸いリングのことで、ARシャーシには低摩擦プラスチックの軸受けがついている。

低摩擦プラスチックの軸受けは、昔のミニ四駆の軸受けに使われていたハトメよりも速い。
そのため、そのまま使ってもいいのだが、HG丸穴ボールベアリングを使うともっと速くすることが出来る。

軸受けをHG丸穴ボールベアリングに変えた場合の300mタイムアタックの結果は以下の通り。

ノーマル
モーター
アトミックチューン
モーター
ハイパーダッシュ
モーター
低摩擦プラ(付属の軸受け) 62.53秒 49.68秒 37.50秒
HG丸穴ボールベアリング 61.62秒 49.12秒 36.68秒
タイム差 -0.91秒 -0.56秒 -0.82秒

どのモーターにおいても、圧倒的に速くなっていることがわかる。

もし付属の軸受け(低摩擦プラ)を使っているなら、HG丸穴ボールベアリングに交換した方が良い。
今回紹介している5つの方法の中で、HG丸穴ボールベアリングに交換することが最もARシャーシを速くできる。

【ARシャーシを速くする方法4】タイヤと軸受けの間にベアリングローラー用スペーサーを挟む

ARシャーシを速くする方法4ベアリングローラー用スペーサーを挟む

ARシャーシを速くする方四つ目は、タイヤと軸受けの間にベアリングローラー用スペーサーを挟むこと。

ベアリングローラー用スペーサーはその名の通り、本来はローラー用のスペーサーである。
このベアリングローラー用スペーサーを挟むことで、タイヤと軸受けの抵抗を減らしてくれる。

ベアリングローラー用スペーサーを挟んだ場合の、300mタイムアタックの結果は以下の通り。

ノーマル
モーター
アトミックチューン
モーター
ハイパーダッシュ
モーター
ベアリングローラー用スペーサーなし 61.62秒 49.12秒 36.68秒
ベアリングローラー用スペーサーあり 61.50秒 49.31秒 36.15秒
タイム差 -0.12秒 +0.19秒 -0.53秒

結果から、ノーマルモーターとハイパーダッシュモーターではタイムが縮まったが、アトミックチューンモーターでは、僅かだがタイムが落ちてしまった。

しかし、ハイパーダッシュモーターでは-0.53秒と無視できないほど速くなっている。

この結果から、チューン系モーターを搭載する場合はベアリングローラー用スペーサーは無し、ダッシュ系モーターを搭載する場合はベアリングローラー用スペーサーをつけた方が良いと言える。

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【ARシャーシを速くする方法5】中空プロペラシャフトに交換する

ARシャーシを速くする方五つ目は、中空プロペラシャフトに交換すること。

ARシャーシは駆動効率が高いため、ギヤに負担がかかりやすい。
そのため、強度の問題でノーマルのプロペラシャフトを使用している人もいる。

だが、速さを求めるなら中空プロペラシャフトを使うべきだ。

中空プロペラシャフトを使った場合の300mタイムアタックの結果は以下の通り。

ノーマル
モーター
アトミックチューン
モーター
ハイパーダッシュ
モーター
付属のプロペラシャフト 57.06秒 48.03秒 34.53秒
中空プロペラシャフト 56.78秒 47.68秒 34.15秒
タイム差 -0.28秒 -0.35秒 -0.38秒

どのモーターを使用しても、タイムが向上していることがわかる。

もし、強度が心配ならレース本番のみ中空プロペラシャフトをつけた方が良いだろう。
そのほうが、タイム勝負になった時に後悔しないはずだ。

ARシャーシを速くする方法まとめ

今回紹介したARシャーシを速くする方法は5つ。

  1. スパーギヤとクラウンギヤの間にスペーサーを入れる
  2. 電池カバーにブレーキスポンジを貼る
  3. 軸受けをHG丸穴ボールベアリングに交換する
  4. タイヤと軸受けの間にベアリングローラー用スペーサーを挟む
  5. 中空プロペラシャフトに交換する

5つの改造を行った前と後で300mタイムアタックのタイムを比較した結果は以下の通り。

ノーマル
モーター
アトミックチューン
モーター
ハイパーダッシュ
モーター
改造前 58.00秒 48.40秒 35.46秒
改造後 56.78秒 47.68秒 34.15秒
タイム差 -1.22秒 -0.72秒 -1.31秒

平均して約1秒ほどタイムを縮めることが出来た

どれも簡単な改造なので、一度試してみて欲しい。

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