<景品表示法に基づく表記>本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。

ミニ四駆

【ミニ四駆】MSフレキの作り方【支柱残し】

こんな方におすすめ

  • MSフレキを作ってみたい人
  • 過去にMSフレキ作りに挫折した人

MSフレキって難しいイメージありませんか?

この記事では、より簡単に作れる支柱残しのMSフレキの作り方についてまとめました。

はじめて作る場合は、少し時間がかかるかもしれません。
私も初めて作ったMSフレキはわからないことだらけだったので何日もかかりました。

ですが、私のわからなかったことは全てこの記事内にまとめてあります

一度作ってしまえば、2回目からは簡単です。
今では、サクッとMSフレキを作れるようになりました。

それでは、MSフレキ作りを始めましょう!

Sponsored Links

MSフレキ作成に必要な物

必要な工具・部品一覧

MSフレキ作成にあると便利な物

センターシャーシの加工

まず始めにセンターシャーシの前後をカッターのこIIでカットします。

この時、ギヤカバーの部分は残すようにしてください。

MSフレキセンターシャーシカット位置

カットした部分は軽くヤスリがけします。

切り離した前後の足のような部分(下の画像の赤丸で示している部分)は不要なのでカット。
さらにギヤカバーの出っぱりを平らにヤスリがけします。

この出っぱりが残っていると、引っかかってしまいフレキがうまく動きません

ヤスリがけした後は平らになっているかチェックしてみてください。
段差を取るだけでは斜めになっていて、引っかかってしまうことがあります。
段差を取るイメージではなく、低い部分に合わせるイメージで削るのがコツです。

MSフレキセンターシャーシ加工

次に、センターシャーシの不要な部分を画像のようにL字にカットします。
支柱はカットしないので注意してください。
中央部分の横の壁をカットするだけです。

MSフレキセンターシャーシL字カット位置

センターシャーシにも出っぱりがあるので、平らにヤスリがけします。
この部分もしっかりと平らにしないと、フレキがうまく動きません

先ほどと同様に、低い部分に合わせるようにヤスリがけします。

MSフレキセンターシャーシ干渉位置

センターシャーシの加工はこれで完了です。

完成イメージはこんな感じになります。

MSフレキセンターシャーシ完成イメージ

次は前後ユニットの加工です。

Sponsored Links

前後ユニットの加工

前後ユニットとも同じように加工してください。

始めに、左右の出っぱっている部分をカットします。

MSフレキユニットカット位置

次は、前後ユニットの丸い部分より右側(中央側)の上半分をカットします。

カット位置は、下の画像のように丸い部分からL字にカットします。
カットする高さは中央の高さに合わせるようにします。
2枚目の画像を参考にしてください。

この時、丸い部分はカットしないように注意してください。

上半分を全て取り除くので、結構大変な作業です。

切り方としては、カッターのこIIを使って横から削っていきます。
刃が動かしにくくなったらニッパーで上から切って、カッターのこIIで切った部分を取り除きます。
そして、またカッターのこIIで切ってを繰り返すイメージです。

でこぼこになるかもしれませんが、フレキの動きにはあまり関係しないので気にしないで大丈夫です。
ただし、丸い部分(軸受部分)は引っかかりやすいので、ヤスリなどでしっかりと仕上げるようにします

MSフレキユニットL字カット

MSフレキユニットカット高さの目安

次に、中央側の穴を5.5mmドリルを使って広げます。

穴は半分の深さだけ削ります
全部削ってはダメです。

貫通するまで穴を広げてしまうと、バネが引っかかる場所がなくなり、飛び出てしまいます。

正確には少しでも残って入ればいいのですが、削ると元に戻せないのでまずは半分まで削るようにします。
深さは半分よりも多少深くても大丈夫です。

ただし、左右の高さは合わせるようにします

MSフレキユニットドリル位置

次はフレキが動いた際に、ギヤが当たってしまう部分を削ります
削る場所は、前後ともセンターシャーシからみて右側です。

下の画像のT字部分をニッパーでカット。
その後、穴が開かない程度にヤスリがけし、薄くして出来るだけギヤが当たらないようにします。

穴が開いてしまうとレギュレーションに引っかかってしまう可能性があるので、注意してください

MSフレキユニットギア干渉位置

ここまでで大まかな加工は完了です。

ここで一度、センターシャーシに前後ユニットをはめて動きを確認します。
ほとんどの場合、引っかかってしまい上手く動かないはずです。

ここからはどこが引っかかっているか確認しながら、動きをスムーズにするようにヤスリがけしていきます

まずは、これまで加工してきた部分が引っかかっていないか確認。
問題なさそうな場合は、下の画像の部分が引っかかっている可能性があります。

MSフレキユニット干渉部分

特にセンターシャーシ側の平面が干渉しやすいので、まずはここをヤスリなどで削ります。
今まで何度かフレキを作りましたが、この部分はかなり削らないとスムーズにならない場合が多いです。

それでもスムーズにならない場合は、画像の丸い部分がきつすぎる場合があります。
ヤスリで少しだけ削ってあげるとスムーズになります。
ですが、削りすぎるとバネが固定されなくなるので注意が必要です。

前後ユニットの完成イメージはこんな感じになります。

MSフレキ前後ユニット完成イメージ

前後ユニットがスムーズに動くようになったら、次は減衰ゴムを作ります。

減衰ゴムの作成

減衰ゴムは3mmOリングをヤスリで削って作成します。

少し長めのネジとスペーサとナットを使い、下の画像のように組み立てます。
そしてスペーサー部分に3mmOリングをはめます。

MSフレキ減衰ゴム作成準備

ネジをルーターの先端部分に固定し、ヤスリを少しずつ当てて直径5.1mmまで削ります

減衰ゴムの大きさを測る時は、ノギスを使うと簡単です。

ルーターにネジが止められない場合は、コレットチャックのサイズを変えれば装着できるようになります。

MSフレキ減衰ゴム作成方法

次はデザインナイフを使ってOリングを半分に切ります。

ルーターで回転しているOリングにデザインナイフを当てるだけで簡単に切れます。
デザインナイフは刃先を水で濡らすとスムーズです。

この作業はデザインナイフの刃先が折れて飛ぶ危険があるので、保護メガネや透明な板などを使って安全に配慮して行ってください。

MSフレキ減衰ゴム完成イメージ

減衰ゴムは全部で4つ必要なので、この作業を2回繰り返します

完成したら、次はおじぎ防止プレートの作成です。

Sponsored Links

おじぎ防止プレートの作成

ARシャーシFRPリヤワイドステーを下の画像のようにカットします。

左右をカットする際は、ミゼットカッターを使うと一瞬で切断できます。
ミゼットカッターが無い場合は、ペンチやカッターのこIIでもカット可能です。

中央部分は大まかにカットした後、ヤスリで削ります。

MSフレキおじぎ防止プレート作成

MSフレキ組み立て

いよいよMSフレキ組み立てです!

センターシャーシの軸部分に樽バネ(黒)を入れます。
ここで一度トラス丸ビスで仮止めします。

MSフレキ組み立て

次に、減衰ゴムをビスの上から入れます。

この時、減衰ゴムの向きに注意が必要です。
減衰ゴムの向きは切断した面が上になるようにします。(画像のシャーシは上下逆さになっているので切断面は下向きになっています)

この時、トラス丸ビスがないとバネの力で減衰ゴムが取れてしまいます。

MSフレキ減衰ゴムの付け方

次に、エキストラハードのグリスを爪楊枝などを使って、バネの隙間から軸に塗ります。

4軸全てにエキストラハードグリスを塗ったら前後ユニットをセンターシャーシにセット。
減衰ゴムが飛び出ないように、ユニットを抑えながら仮止めしていたトラス丸ビスを外し、おじぎ防止プレートを装着します。

MSフレキ完成

MSフレキを一通り組み立てたら動きの最終チェックです。

もしユニットを手で押してみて、戻って来なかったり、左右で戻る速度が違う場合はどこか引っかかって抵抗になっています。
その場合は、もう一度引っかかっている箇所を探して、ヤスリなどで削ります。

前後のユニットどちらもスムーズに動いたら、MSフレキの完成です!

Sponsored Links

-ミニ四駆
-

Copyright© saganoblog , 2024 All Rights Reserved.