こんな人におすすめ
- ミニ四駆のレギュレーションを簡単に知りたい
- ミニ四駆のレギュレーションに便利な道具を知りたい
ミニ四駆のレースに出場するためには、いくつかの規則(レギュレーション )を守る必要がある。
だが、公式HPに乗っているミニ四駆公認競技規則は文字が多くて読む気がしない人も多いはず。
そこで、最低限知っておくべきレギュレーションを抜粋し、チェックリストにまとめた。
まずは、自分のマシンがこのチェックリストを全て満たしているか確認して欲しい。
特殊な改造をしていない限り、このチェックリストを満たすだけでレギュレーション違反は防ぐことができる。
ミニ四駆レギュレーションチェックリスト
ミニ四駆レギュレーションのチェックリストは以下の通り。
- モーター:タミヤ製モーターを使用している(ウルトラダッシュ、プラズマダッシュは不可)
- ギヤ:定められた組み合わせで使用している
- 重量:90g以上
- 全長:165mm以下
- 最大幅:105mm以下
- 高さ:70mm以下
- 最低地上高:1mm以上
- タイヤ径:22~35mm
- タイヤ幅:8~26mm
- 駆動方式:4WD
- ボディ:塗装またはシールを貼っている
- 電池:タミヤ製電池を使用している(ジャパンカップのみ富士通乾電池可)
次からは、各項目についてもう少し詳しく見ていく。
モーター
モーターはタミヤ製のみ使用可能。
分解などの改造は認められていない。
ツメにカップを外した跡がある場合は、不正改造と見なされてしまう。
使用可能モーターは以下の通り。
片軸モーター
- ノーマルモーター
- レプチューンモーター
- トルクチューンモーター
- アトミックチューンモーター
- レプチューン2モーター
- トルクチューン2モーター
- アトミックチューン2モーター
- ハイパーミニモーター
- ライトダッシュモーター
- ハイパーダッシュ2モーター
- ハイパーダッシュ3モーター
- パワーダッシュモーター
- スプリントダッシュモーター
両軸モーター
- ダブルシャフトモーター(付属モーター)
- レプチューンモーターPRO
- トルクチューンモーターPRO
- アトミックチューンモーターPRO
- レプチューン2モーターPRO
- トルクチューン2モーターPRO
- アトミックチューン2モーターPRO
- ライトダッシュモーターPRO
- ハイパーダッシュモーターPRO
- マッハダッシュモーターPRO
各モーターの特徴については、以下の記事を参照。
-
【ミニ四駆】モーターの種類とおすすめを紹介【最速はどれ?】
続きを見る
ギヤ
改造は軽量化を目的とした穴あけや削り加工のみ。
ベアリングの内臓は可。
定められた組み合わせでしか使用出来ない。
ギヤの正しい組み合わせに関しては、以下の記事を参照。
-
【ミニ四駆】ギヤ比の速度を比較【ボールベアリングはつけるべし】
続きを見る
車体重量
電池やモーターなど全て合わせて90g以上必要。
余程、軽量化をしないと90g未満にならないので、あまり気にしなくても大丈夫。
全長
全長は165mm以下。
リヤブレーキを後ろ目につけるだけで165mmギリギリになる。
そのため、ローラーを取り付ける位置を間違えたりするとすぐに超えてしまうので注意が必要。
最大幅
最大幅は105mm以下。
FRPワイドステーなどワイドにローラーを取り付ける場合は注意が必要。
ステーに指定されているローラーサイズと異なるサイズのローラーをつけると、105mmを超えてしまう可能性がある。
高さ
高さは70mm以下。
通常の改造で70mmを超えることは無いはず。
公式コースのフェンス(壁)は50mmなので、ローラーは50mm以下につけ無いと意味が無いので注意。
(但し、一部のセクションでは50mm以上のフェンスの箇所もある)
最低地上高
最低地上高は1mm以下。
小型タイヤなど車高が下がっている場合には、注意が必要。
ブレーキスポンジを厚く貼りすぎると、1mm以下になってしまうことがある。
最低地上高の確認は、セッティングゲージが便利。
タイヤ径
タイヤ径は22~35mm。
付属のホイールや市販のホイールを使っていれば特に問題は無い。
改造する場合、タイヤ表面の材質変更はレギュレーション違反になるので注意。
タイヤ幅
タイヤ幅は8~26mm。
こちらも、腐造のタイヤや市販のタイヤを使用すれば特に問題はない。
異なる材質のタイヤを同じホイールに同時に使う場合は、密着させる必要がある。
駆動方式
駆動方式は4WDのみ。
4つのタイヤ全てがモーターによって回転する必要がある。
プロペラシャフトを抜いたり、ギヤを外したりして、前輪または後輪のみで走行させることは出来ない。
ボディ
ボディは塗装またはシールを貼る。
塗装もせず、シールもはっていないボディでは出走出来ない。
また、極端に小型化したボディも認められない。
電池
電池はタミヤ製電池を使用。
ただし、ジャパンカップでは富士通乾電池も使用できる。
ミニ四駆のおすすめ電池については、以下の記事参照。
-
【ミニ四駆】おすすめ電池はこれだ!【比較してわかった】
続きを見る
2019年特別ルール:ローラー無制限
ローラーの個数制限はなし。
本来のレギュレーションではローラーは6個までだが、2019年は特別ルールが適応され無制限になっている。
規定サイズ確認にはレギュレーションボックスが便利
全長や最大幅など、セッティングのたびに測るのは面倒。
そこで、便利なのがレギュレーションボックス。
箱にミニ四駆を入れるだけで、全長と最大幅がレギュレーションの範囲内か確認できる。
また、最低地上高やタイヤサイズなど細かい部分に関してはセッティングゲージが便利。
これ一本でタイヤ径、タイヤ幅、最低地上高、高さ、最大幅がレギュレーションの範囲内か確認できる。